はじめに
毎年1月初旬に見られる、しぶんぎ座流星群を観察しました。
流星群の写真撮影が目標でしたが、残念ながら、写真に収めることはできませんでした。
今回の記事では、観察の記録と撮影の記録、今後の課題などをまとめます。
観察の記録
・観察時間:4:17~6:10(約1時間50分)
・気温:1℃
UNIQLOさんの極暖ヒートテックの上下を身に着けていましたが、1時間も外にいると、足はだんだん冷たさで痛くなり、手は手袋をしていなかったこともあり、かじかみました。三脚を移動させるときなど、三脚も冷たかったです。少しでも暖を取ろうと、マグカップにお湯を入れて持っていましたが、冷めるのが早かったです。
・場所:実家の庭(山に囲まれた暗い場所)
・流星の数:17個(たぶん)
長く尾を引いて輝く大きな流星を2個見ました。
頭を後ろに倒すように夜空を見上げたところ、白くて明るい太い線が現れました。その流星は音もなくすーっと、まるでスローモーションで流れるかのようにゆっくりと、輝きながら伸びていきました。ほんの数秒間の出来事ですが、とても神秘的な時間でした。
観察途中、寒さに耐えられずお湯を取りに家に入るなど、目を離した時間もありました。
冬の冷たい空気を感じながら、ひたすら冬の星空を眺めました。静かな世界に包まれる特別な時間でした。
撮影の記録
【前編】で色々機材は準備したのですが、実際に使用した機材は少なくなりました(汗)
流星群を捉えるのに、広角レンズがおすすめという記事を読んだことから、広角レンズ1本でいきました。広角レンズは、広い範囲を一度に捉えられるからですね。
また、ポラリエは、起床時間が遅くなったこと、設置に時間がかかりそうだったことから使用をやめました。事前に、設置しておけばよかったかもしれません。
実際に使用した機材
- 三脚
- 雲台
- カメラ(Fujifilm X-T100)
- 広角レンズ(SIGMA 16mm F1.4 DC DN)
撮影設定
撮影中、以下の設定をいろいろ試しました。
- シャッタースピード:10~30秒
- ISO感度:500~1600
- 絞り値:F2.2~F2.8
撮影結果
流星を写真に収めることはできませんでしたが、冬の空に広がる美しい星空を何枚も撮影しました。
冬の夜空に見られる星座をいろいろ見つけました。
以下、いろんな設定で撮影した写真を記録として載せます。
しし座のレグルス、かに座のプレセぺ星団、火星、ふたご座のポルックス、うみへび座のアルファルド、こいぬ座のプロキオンが写っています。




北斗七星と北極星。


振り返りと今後の課題
よかったこと
・流星を見ることができたこと。大きな流星が本当に美しかった。
・普段あまり見ることのない時間帯で、冬の夜空を観察できたこと。
課題
・起床時間をもう少し厳密に守るべきたった。(当初、2:30頃に起きる予定だった)
解決策:寒さから起き上がることができなかったので、起きる時間帯に部屋を暖めておく。
・流星を写真に収めるための工夫や設定を改めて調べ直して、試してみる。
解決策:どこに流れるかわからないため、写真に収めるのは難しく、動画で撮ることもよくあるらしい。流星撮影に関する記事をまずは5つほど読んでみる。
・ISO感度についての理解が浅い。
解決策:具体的な値がどのように影響するのかを実践を通して学ぶ。特に、流星を捉えるための最適なISO感度設定について、さらに調べて試してみる。
まとめ
しぶんぎ座流星群の観察は、星の輝きの美しさを改めて実感する機会となりました。
今回は写真に収めることはできませんでしたが、この経験を通じて、流星の撮影についてもっと学び、次回こそは、その美しい瞬間を写真に収めたいと思います。
お読みいただきありがとうございました!
コメント