焙煎したてのコーヒー豆か時間を置いてからのコーヒー豆か【自家焙煎珈琲屋スタッフの思う事】

私の勤める自家焙煎珈琲屋では、焙煎したてのコーヒー豆を楽しんでいただくために、独自の配達サービスを行なっています。

配達日の当日朝に焙煎し、午前中のうちにマスターが配達に出るのです。

焙煎したてのコーヒー豆は、ガスを含みます。

そのため、お湯を注ぐともこもこと膨らみます。

もこもこと膨らむ様子を見るのが好きな方もいらっしゃると思います。

膨らむ様子がお好きな方で、実際にその様子の見てみたいという方は、ぜひ焙煎したてのコーヒー豆を買ってみてください。

私の勤め先は、焙煎したてのコーヒーをその日のコーヒーとして、お客様に提供しています。

ですが反対に、焙煎してからガスが落ち着くまでは味が安定しないから待ったほうがいいという考えの珈琲屋さんもあります。

焙煎日から3日後や5日後、10日後など。

どちらがいいかは、飲む人の好みによるところが大きいのではないかと思います。

どうしても気になるようでしたら、そのコーヒー豆を買った珈琲屋さんに質問するのがよいかと思います。

私の勤め先では、焙煎したてのコーヒー豆を好んで買っていかれる方もいらっしゃいます。

店頭に並ぶ豆が、そもそも比較的新鮮な(焙煎してから日が浅い)ものばかりです。何日くらいおいた方がいいという話は特にしていません。

どちらも試してみて、結果、自分はこちらのほうが好きだ、と自分の好み探してみてください。

新たな好みの発見もあるかもしれません。

ぜひ、いろいろ試してください。

珈琲屋に務める前は、コーヒーを淹れるのは難しい、家でハンドドリップをするのは敷居が高そうな、そんなイメージがありました。

しかし、実際に珈琲屋で働いてみて、家でもコーヒーを淹れるようになり、決して難しく考える必要はないことを知りました。

「挑戦してみたいけど難しそうで…」というお客様には、「そんなことないですよ…!!」とお伝えしています。

知らないから難しそうに思えるのですよね、きっと。私がそうであったように。

「始めてみたいけど…」と思っている方が、家でもおいしく楽しくコーヒーを飲めるよう、お手伝いができたらいいなと思います。

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